2016年9月アーカイブ

「Windows10 をインストールしないで下さい」という情報漏洩の危険性を示唆する警告文が、つい先頃まで公共機関や公的機関などのWebサイト上に掲載されていました。

何故ならば  Windows10 は情報漏洩の役割を担った、極悪(邪悪)なスパイウエアだからです。Windows10 の使用はマイクロソフトに、ユーザーのパソコンへの侵入を認め、通信内容やハードディスクのデータを覗き見する行為を許可したことになります。

Windows10 をインストールすることは、マイクロソフトが、

 ・電子メールやツイッター、フェイスブック、Lineなどのデータ
 ・現在地や行動範囲などのデータ(GPS機能付きであれば)
 ・Webサイトの閲覧履歴
 ・利用アプリケーション

などへアクセスすることに同意を与えたことになるのです。

更には、マイクロソフトが信頼するに足る関係者と情報共有する許可まで。関係者の中には、善意に基づくすべての法執行機関が含まれるのは当然でしょう。

これは、「親類縁者、知人、友人、はたまた仕事で知りえた顧客に関する秘密の情報を、マイクロソフトが盗み出しても良いと許可(同意)してしまった」も同然です。

グループ・ポリシーの編集に精通していないユーザーは、マイクロソフトの極悪なスパイウエアを完全に無効にすることはできません。
また、マイクロソフトのOSに組み込まれたバックドアが、政府機関やクラッカーに勝手にアクセスされないという保証もないのです。

公共機関や公的機関が「Windows10 をインストールしないで下さい」と、警告文を掲載するのは当然のことです。

★現時点の対抗策は、MacOS(Linux)か、Windows7を使い続けることぐらいしかなさそうです。早急に、BTRONなどの日本謹製のパソコン用OSの整備が求められているのでは?


Windows8.1も駄目です。

2年ほど前、中国政府は「Windows8 の使用禁止命令」を出しましたが、日本では中国に対する嫌悪感情もあり、あまり話題にはなりませんでした。
しかしそれ以前に、ドイツ政府も公的に警告を発していました。

「Trusted Computing の技術を使用したマイクロソフトの Windows8 を利用することは、NSA(米・国家安全保障局)などの諜報機関にコンピュータのバックドアをいつでも無断で利用される危険性がある」と。

ドイツ政府の公式見解は「TPM2.0 というセキュリティ・チップ(特別監視用チップ)が搭載されている Windows8 のユーザーの情報は、 すべてNSAに流れている可能性がある」と言うものでした。

★ Windows8 + TPM2.0を使っているユーザーのパソコンには、NSA用の裏口(バックドア)が設定されているので、いつでも出入り自由の状態になっている、ということのようです。

パソコンを赤の他人にコントロールされたくなければ、TPM2.0 が組み込まれている Windows8 は絶対に使用しないことです。


マイクロソフトソフトウェアライセンス条項
https://www.microsoft.com/en-us/Useterms/Retail/Windows/10/UseTerms_Retail_Windows_10_japanese.htm
  最終更新日 2015 年 7 月

一部抜粋

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